
<ドジャース6-5メッツ>◇5日(日本時間6日)◇ドジャースタジアム
ポルシェを巡るドジャース大谷翔平投手(30)とデーブ・ロバーツ監督(53)の「ドッキリ合戦」をNHKBSが特集した。
前日にロバーツ監督が大谷の長女に子ども用のピンクのポルシェを贈った。ロバーツ監督は「ショウヘイにサプライズをする。私と妻はリモートの車を買ったんだ。彼の娘さんに電動の車をね。ショウヘイと私は優しいジョークを言い合ってきた。だからこれはより敬意を込めた行動なんだ。実際のジョークじゃなくて、これを彼にプレゼントしたかったんだ」と話した。
監督室へ呼び出した大谷へ、ポルシェのサプライズは大成功。大谷は「ありがとう! 素晴らしい。何か問題を起こして呼び出されたのかと思ったよ」と英語で答えていた。
大谷とロバーツ監督は昨季からポルシェを巡るおふざけの応酬を繰り返してきた。昨年5月に大谷がロバーツ監督の持つ日本生まれ選手の球団最多本塁打記録を抜く際、同監督が大谷からのポルシェのプレゼントを期待するようなジョークを言うと、大谷は後日、ポルシェのミニカーをプレゼント。今年2月にも監督専用駐車場から自家用車BMWを子供用のポルシェのおもちゃに置き換えるドッキリを仕掛けていた。ロバーツ監督は大谷のポルシェの運転席をカラーボールで埋め尽くすいたずらでお返ししたこともあった。
NHKBSでは一連の経緯をVTRで説明。解説した小早川毅彦氏(63)は「面白いですね。いつまで続くんだろう、続いてほしいなという気持ちもあります」と語った。続けて「もともとは背番号17を譲ってもらったリリーフ投手のケリーという選手にポルシェをプレゼントして、そこからロバーツ監督が自分も欲しいよ、というところから始まって、ミニカーのポルシェから続いてきているわけですよね」と、2人の経緯もしっかり“解説”していた。