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【とっておきメモ】阪神佐藤輝明が少年に戻れる1日「あの日に戻って…」心は今も変わらないまま


阪神タイガースの佐藤輝明選手が、日本生命セ・パ交流戦で日本ハムを相手に、プロ通算100号となる本塁打を放ちました。この試合の8回表、無死からの打席で、佐藤選手は128キロの変化球を完璧にとらえ、右翼席にソロ本塁打を記録。プロ5年目で575試合目の達成となり、阪神生え抜き選手としては歴代3番目のスピードでの到達です。また、佐藤選手には毎年末、少年時代の友人と過ごす特別な日があります。彼らとともに過ごす時間は、ゲームや昔話に花を咲かせる和やかなひとときで、佐藤はその瞬間にプロの選手であることを忘れ、少年時代に戻るという感動を語っています。

日本ハム対阪神 8回表阪神無死、通算100号となる右越え本塁打を放ち、記念パネルを掲げる佐藤輝(撮影・前田充)

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム1-7阪神>◇5日◇エスコンフィールド

阪神佐藤輝明内野手(26)が今季16号を放ち、プロ通算100本塁打を達成した。4点リードの8回先頭。1ストライクから、福谷の128キロ変化球を完璧に振り抜いた。高く上がった打球は右翼席上段へ。ダメ押しのソロ本塁打となった。プロ5年目、通算575試合目での到達。阪神の生え抜き選手では424試合の田淵、553試合の掛布に次いで歴代3位のスピード到達となった。

   ◇   ◇   ◇

佐藤輝には1年で1日だけ、少年に戻れる日がある。毎年、年末に中学時代の仲間たちと集まることが恒例行事。昨年末も10人近くで集まったという。「小中学生の頃から遊んでいるので。地元の友達ですね」。

友人の家でお菓子を広げ、トランプやカードゲームなどをしながら過ごす数時間。イジられるとツッコみ返し、毎年変わらない昔話をみんなで笑い合う。特に自主トレで使ったウエアなど、自身の道具をかけた「じゃんけん大会」は最も盛り上がるイベントのひとつになった。「バッテ(ィングローブ)ちょうだいや!」。「それは無理!」。流れる和やかな時間は、中学時代そのものだ。

「仕事は忘れて。みんな、あの日に戻っているんじゃないですかね」

ユニホームを脱げば、今も変わらず1人の青年。どれだけ偉業を成し遂げても、心はあの日のままだ。【阪神担当=波部俊之介】

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