
<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム1-7阪神>◇5日◇エスコンフィールド
阪神佐藤輝明内野手(26)が今季16号を放ち、プロ通算100本塁打を達成した。4点リードの8回先頭。1ストライクから、福谷の128キロ変化球を完璧に振り抜いた。高く上がった打球は右翼席上段へ。ダメ押しのソロ本塁打となった。プロ5年目、通算575試合目での到達。阪神の生え抜き選手では424試合の田淵、553試合の掛布に次いで歴代3位のスピード到達となった。
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▼阪神佐藤輝が日本ハム3回戦(エスコンフィールド)の8回、福谷から今季16号本塁打を放ち、プロ野球310人目の通算100本塁打に到達した。初本塁打は21年3月27日のヤクルト2回戦(神宮)で田口から。佐藤輝はプロ5年目で達成。日本人選手では61年長嶋(巨人)、21年村上(ヤクルト)ら9人が4年目に達成しているが、阪神で5年目は73年田淵に並ぶ球団最速記録。
▼575試合目での到達は球団の日本人選手では田淵(474試合)、掛布(553試合)に次ぎ3番目の早さ。年齢でも、掛布23歳11カ月、藤田平24歳11カ月に次いで、26歳2カ月の佐藤輝は3番目。田淵は通算474本、掛布は349本のアーチを積み重ねたが、佐藤輝はこの先どこまで本数を伸ばすか。