
リバプールがコロンビア代表FWルイス・ディアス(28)の獲得を狙うバルセロナのオファーを拒否したと、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が5日に報じた。
バルセロナは今夏の移籍市場で攻撃陣の強化を優先事項のひとつにしており、センターフォワードとしてもプレーできる左ウイングを優先的に探している。そんな中、スポーツディレクターを務めるデコがフリック監督の承認を得て、ルイス・ディアスを最有力候補に挙げていた。
選手本人も27年6月30日で満了するリバプールとの契約を延長するつもりはなく、バルセロナ行きを希望しているという。しかし、リバプールのアルネ・スロット監督は来季もルイス・ディアスを戦力に考えているため、バルセロナから届いたオファーを断ったとのことだ。
ルイス・ディアスには昨夏、マンチェスター・シティーやサウジアラビアのクラブからオファーが届いていたが、その際に必要な移籍金は約8000万ユーロ(約128億円)と報じられており、バルセロナが獲得する場合もそのくらいの金額がかかると推測されている。
ルイス・ディアスは1対1に強く、突破力や決定力のある選手。22年1月にリバプールへ加入した。今季の公式戦成績は50試合17得点8アシストと、十分な得点力を備えている。