
オリックス東晃平投手(25)が昨季6月15日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)以来の白星を目指し、6日阪神戦(甲子園)に先発する。
前回登板予定だった熊本での24日ソフトバンク戦が雨天中止となり、1軍登板は17日西武戦(ベルーナドーム)以来。4日にブルペン入りし、「状態も良かった。調整はうまくいったんじゃないかな」とうなずいた。
舞台は甲子園。23年の日本シリーズ第3戦では、5回5安打1失点で球団初の育成出身での日本シリーズ勝利投手となった。「マウンドは投げやすいイメージですけど、あのときと打線も違う。盗塁もありますし、1、2番を出さないこと。あとは長打力がすごいと思うので、ボールの高さとかに気をつけて投げられれば」と警戒した。
セ・リーグ主催試合のため、自身も打席に立つことになる。「自信はないですけど、頑張ります。最低、送りバントはしっかり決められれば」と役割に徹する。敵地の大歓声の中、快投を誓う。