
MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは4日(日本時間5日)、ストライク判定におけるチャレンジ制の自動判定システム(ABS)を来季から導入するよう、試合運営委員会に提案する方針であることを明らかにした。米専門メディア「ジ・アスレチック」が伝えた。
ロボット審判とも呼ばれるABSはこれまでマイナーやメジャーの今季オープン戦の一部で試験的に導入していた。球審によるストライク、ボールの判定はこれまで通り行われるが、微妙な判定は、各球団がチャレンジを行うことでABSによって再度判定される。チームは2度失敗するまで、何度でもチャレンジすることが可能となる。
マンフレッド・コミッショナーはMLB本部でメディアの取材に応じ「各球団はABS導入に非常に前向きだと思う」と話した。
今年のキャンプで導入したチャレンジ制のABSの結果は、52・2%がチャレンジ成功となっていた。