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【ルヴァン杯】東京V痛恨の3失点…城福監督「このチームをどう大人のチームにしていくのか」


東京ヴェルディはYBCルヴァンカップのプレーオフ第1戦で柏に0-3で完敗を喫しました。試合の序盤はヴェルディが主導権を握り攻勢を強めましたが、23分に柏に先制点を許すと、徐々に試合全体のペースを失いました。後半、柏のショートカウンターで2点目を、さらに終盤に選手退場後、追加点を奪われました。シュート数も減少し、防御の脆弱さが露呈しました。城福監督は試合後、チームの攻撃と守備のクオリティ向上の必要性を強調しました。次戦はアウェーでの試合となり、3点差を挽回するのは困難な状況ですが、選手たちの判断力と行動力に期待を寄せています。

東京V城福浩監督

<YBCルヴァンカップ:東京V0-3柏>◇4日◇プレーオフ(PO)ラウンド第1戦◇味スタ

東京ヴェルディは痛恨の0-3完敗となった。

ホームで立ち上がりから柏を攻め立てた。圧力をかけてボールを奪い、主導権を握った。最初の20分は完全にヴェルディペース。それだけに前半23分、クロスボールに対し後方から入ってきたMF中川敦瑛を捕らえられず、フリーでゴールを許した。この失点が試合展開を左右した。

可変してくる柏のフォーメーションをつかみ切れず、プレスがうまくはまらず、後半はボールを回され続けた。同17分に自陣でボールカットされてのショートカウンターを浴び、鋭いクロスボールから押し込まれて2失点目。

さらに攻め込まれる時間が増えた中、後半40分にはDF綱島悠斗がファウルで2枚目のイエローカードで退場となった。

10人となった中で、後半アディショアンルタイムの49分に痛恨というしかない、駄目押しの3点目を奪われた。前半5本あったシュートも後半はわずか1本。完全に力負けした。

城福浩監督は悔しさから顔色を失っていた。

「いい守備からの良い攻撃、その判断を含めたクオリティーがまだまだ未熟。そういう側面を見せた。あれだけ素晴らしい入りをして、あとボール1個だなとか、オンターゲットでキーパーに防がれたなというシーンが作れないっていうのが我々の現状。そのクオリティーを上げていくのが早いのか、守備の強度を含めて相手陣内で刈り取る場面をもっと長くしていくのか、これは両方を追い求めていかなきゃいけないと思います」

そして第2戦に勝負を持ち込むためにも、退場者を出して10人となった中で0-2のスコアを維持することは大前提だった。それだけに3失点目は、逆転の可能性を著しく下げるものとなってしまった。まさしく痛恨だった。

「コンパクトに(陣形を)保って、0-2で終わらせるんだと明確な指示を我々がすれば良かったというところもありますけど、意思統一できない、そのゲームの状況を判断できないところは、自分がどうアプローチしていくのか、このチームをどう大人のチームにしていくのかというところを考えさせられるゲームでした」

中3日で第2戦が控える。今季リーグでも得点力不足が明確な中、アウェーで3点差を追いつくのは至難の業とも言える。どう準備していくのか。

「今回負けた状況の中で、どういうリスクを背負いながらも勝ちにこだわっていく可能性を追求していくっていうのが、我々の提示とともに、彼らが判断していけるチームにしていく。それが結果的に引き分けで終わるのか、1-0で勝って上に行けなかったねで終わるのか分かりませんけど、とにかく自分で判断していく。自分でアクションを起こしていけるチームにするってことが大事だと思います」

厳しい表情のまま、言葉に力を込めた。残り90分。自分たちの判断、アクションを問い続けながら全力を尽くす。

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