
<日本生命セ・パ交流戦:西武4-2ヤクルト>◇4日◇ベルーナドーム
ヤクルトは守りから崩れて、打線も14試合連続2得点以下のプロ野球ワースト記録を更新し、今季最長7連敗で借金は「19」に膨らんだ。
今季先発6度目の高梨は5回8安打3失点、2四死球。初回、西武の主砲ネビンに先制の左前適時打を浴びた。しかし、問題だったのが5回。1死一、二塁から暴投で二、三塁のピンチを招く。なんとか3番中村剛を空振り三振に打ち取ったが、ネビンに死球を与えて2死満塁。続く5番外崎に中前2点適時打を許し、今季2敗目を喫した。
7回は2番手丸山が再びネビンに左前適時打を浴び、追加点を献上した。
打線は3点を追う6回、サンタナの遊ゴロで1日DeNA戦(横浜)以来、21イニングぶりとなる得点で1点を返す。1-4の8回にはオスナの内野安打から敵失で2点目をマークしたが、14試合ぶりの3点目には届かなかった。
高津臣吾監督(56)は「(ゲームの中で)よく粘れた部分はあったけれど、ゲーム中のリズムところで考えると、相手投手の方がリズムがよかったのかもしれない」と話した。