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長嶋茂雄さん「君は巨人の星だ」愛弟子・松井秀喜氏との始まりは92年ドラフト1位指名から


元プロ野球選手でヤンキースGM付特別アドバイザーの松井秀喜氏が、日本で死去した巨人の終身名誉監督・長嶋茂雄さんの自宅を訪れ、故人との思い出を語りました。松井氏はニューヨークから緊急帰国し、「生前、約束したこともあります」という言葉で、師匠の長嶋さんの背中を追い続ける覚悟を示しました。二人の関係は、1992年のドラフトで長嶋さんが松井氏を巨人に迎え入れたことから始まりました。松井氏は「入団の決め手になった言葉」や、巨人時代のマンツーマン指導などを振り返りました。2013年には二人で国民栄誉賞を受賞し、その際の引退セレモニーのエピソードも感慨深く述べています。また、2021年の東京五輪では、長嶋さんと共に聖火ランナーを務めた際の思い出も綴っています。

帰国し弔問に訪れた松井氏は長嶋さんとの思い出を話す(撮影・菅敏)

<長嶋さんと松井氏のアラカルト>

元巨人でヤンキースGM付特別アドバイザーの松井秀喜氏(50)が4日、肺炎のため前日3日に89歳で死去した巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんと2人だけの対面を果たした。逝去の一報を聞き、米ニューヨークから緊急帰国。空港から都内の長嶋さん宅へ直行し、ご遺体のそばで生前のように心を通わせた。師弟物語は92年ドラフトから始まった。まだ、続きはある。愛弟子は「生前、約束したこともあります」とミスターの背中を追う覚悟を示した。

   ◇   ◇   ◇

<長嶋さんと松井氏のアラカルト>

◆始まり 星稜(石川)3年だった92年ドラフトで4球団が1位指名で競合。93年から巨人監督となる長嶋氏が抽せんで引き当てた。直後に送った色紙には「松井君、君は巨人の星だ。ともに汗を流し王国をつくろう」。幼少時代からファンだった阪神の指名を希望していた松井氏は、この言葉で巨人入団を決意した。

◆松井畳 入団してから4番育成1000日計画として、松井氏が旧ジャイアンツ寮で生活を送った93~96年半ばまで、部屋でマンツーマン指導で素振りを繰り返した。擦り切れた畳は「松井畳」として伝説に。

◆同時受賞 13年5月5日に2人一緒に国民栄誉賞を受賞。東京ドームで松井氏の引退セレモニー、国民栄誉賞の授与式、試合の始球式が行われた。松井氏が投げ、長嶋さんがバッターボックスに立った。

◆開会式 コロナ禍で開催が1年延期された21年夏の東京五輪では両氏に王貞治氏を加えた3人で開会式の聖火ランナーを務めた。1人では歩行しづらい長嶋さんを松井氏が体で支え、数十メートルをリレーした。

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