
<イースタンリーグ:巨人5-2ヤクルト>◇4日◇ジャイアンツタウンスタジアム
不調でファーム調整中の巨人坂本勇人内野手(36)が、イースタン・リーグのヤクルト戦で、決勝打を含む2安打2打点と活躍した。
「3番DH」でスタメン出場。同点の3回1死一、三塁、ヤクルトのドラフト1位ルーキーの中村優から勝ち越しの2点適時二塁打を放った。
この日は、3日に巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんが亡くなったことを受け、ジャイアンツタウンスタジアムでは追悼記帳所が設けられ、4日朝から多くの人が訪れた。
選手たちはユニホームの左袖部分に喪章をつけ試合に臨んだ。前日3日、坂本は「一昨年、僕が不調の時に東京ドームまで来てくださってスイングルームでスイングを見ていただいたり、『お前はいつまでもジャイアンツのリーダーでいなきゃいけない』と言っていただいたことが心に残ってます。これまでの巨人軍をずっと支えてくださった大先輩なので、なんとかその期待に応えらえるようにまだまだやっていかなきゃいけないなと改めて思いました」と思いを語った。