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長嶋茂雄さん死去受け、母校立大のモニュメントに一輪のアリウムの花 後輩へ浸みるメッセージ


巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏が肺炎で亡くなり、母校立教大学池袋キャンパス内の「長嶋茂雄氏顕彰モニュメント」に追悼の花が捧げられた。89歳での訃報を受け、多くの学生がモニュメントを訪れ、亡くなった長嶋氏を偲んだ。このモニュメントは、立教学院創立150周年を記念して設置され、「立教の後輩たちへ」という長嶋氏のメッセージが刻まれている。彼は学生たちに、自分の限界まで力を尽くすことが悔いのない人生につながると教える。このメッセージは「自分を甘やかさず、社会に出たときに示すものを蓄えること」を求める内容となっている。

立大池袋キャンパス内にある「長嶋茂雄氏顕彰モニュメント」。母校の後輩たちへ寄せたメッセージも刻まれている(撮影・平山連)

巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんが3日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で亡くなった。89歳だった。

3日、長嶋さんの母校立大の池袋キャンパス内にある「長嶋茂雄氏顕彰モニュメント」には一輪の花が手向けられていた。ヒガンバナ科の「アリウム」。花言葉は「深い悲しみ」や「不屈の心」があり、雨にぬれた紫の小さな花に故人をしのぶ思いが詰まっていた。

同校母体の立教学院創立150周年を迎えた昨年5月にモニュメントを設置し、「立教学院のあゆみ」「立教学院栄誉賞と長嶋茂雄氏の略歴」などを4枚のパネルで刻んだ。「立教の後輩たちへ」と長嶋さんが寄せたメッセージには「自分の持っているもの、そのすべてを出し切ったら、悔いのない一生になるはずです。そのために社会に出たら自分をどう表現したらいいのか。僕はそれを学ぶのが学生生活だと思います。自分を甘やかさないで、何事にも積極的に取り組んで、社会に出たら示すものをたくさん蓄えてください」と記されていた。

この日傘を差しながらキャンパスを行き来する学生たちが長嶋さんのモニュメントの前で写真を撮ったり、食い入るように見つめる姿が目立った。

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