
カナダの独立リーグ・フロンティアリーグのオタワ・タイタンズは2日(日本時間3日)、大山盛一郎(じょういちろう)内野手(24)との契約をマリナーズが購入したと発表した。同球団からMLB球団入りした選手は史上3人目。今後はルーキーリーグのアリゾナ・コンプレックス・リーグ(ACL)のマリナーズに配属される予定となっている。
大山は興南高(沖縄)時代に、1学年下の宮城大弥投手(現オリックス)らとともに夏の甲子園に出場した。卒業後に渡米し、マーセッド短大に入学。20年に強豪カリフォルニア大アーバイン校へ転校した。2大学の通算では201試合に出場し、打率3割3分1厘、24本塁打、169打点の成績を残した。
24年8月に、NPBのウエスタン・リーグに参加している、くふうハヤテに入団。33試合に出場し、100打数22安打、0本塁打、5打点、3盗塁、16四球、打率2割2分をマークした。今年3月に同球団を退団し、オタワに加入していた。オタワでは12試合に出場し、打率2割7分3厘、2二塁打、8打点、4盗塁をマークしていた。