
元近鉄や中日の右投手で、糖尿病による感染症で5月に右腕を切断した佐野慈紀氏(57)が3日、自身のXで死去した長嶋茂雄さん(享年89)を悼んだ。
プロ野球の巨人の監督を2期15年にわたって務めた巨人軍終身名誉監督の長嶋さんは、この日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で亡くなった。
佐野氏は「長嶋茂雄さん ご冥福をお祈りいたします。野球界にとっても偉大な野球人でした」と、Xで「ミスター」を悼んだ。
糖尿病を患っていた佐野氏は、23年4月に「重症下肢虚血」の診断を受け、1年以上に及ぶ入院生活がスタート。右足中指など足指を切断し、1月には「心臓弁膜症」も発覚。5月1日に野球人生を共にしてきた右腕を切断した。6月に「心臓弁膜症」の手術を受けることも明かし、闘病生活が続いている。
24年12月には、神宮での少年野球「くら寿司トーナメント2024 18thポップアスリートカップ」開会式に出席し、左投げの「ピッカリ投法」を披露した。