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長嶋茂雄さん死去、日テレ社長「実況アナにも愛情深い熱い言葉」しのぶ


巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏が、肺炎により89歳で逝去しました。長嶋氏は選手時代から監督、コメンテーターとしても多大な影響を与え、日本の野球ファンにとって象徴的な存在でした。特に、日本テレビでの野球中継において、ベンチ裏やブルペン映像の放送を許可するなど、プロ野球の魅力を広めることに貢献しました。また、テレビ番組出演を通じて多くの視聴者を魅了し、1991年の世界陸上東京大会では、カール・ルイス選手との握手シーンが印象深いエピソードとして残っています。長嶋氏の情熱は選手らへの激励活動などに表れ、彼の死を深く悼む声が広がっています。

長嶋茂雄氏(2019年9月27日撮影)

巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄(ながしま・しげお)さんが、3日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で亡くなった。89歳だった。長嶋さんの訃報を受け、日本テレビの福田博之社長は同日、追悼のコメントを発表した。

▼日テレ福田社長コメント

私が幼稚園児だったころ、初めて着たジャイアンツのユニフォームの背番号が「3」でした。長嶋さんの闘志と情熱に憧れ、プロ野球に熱狂しました。引退試合のセレモニーを観ながら、テレビの前で涙が溢(あふ)れてきました。「ひとつの時代が終わった…」という脱力感でした。

そして今、あまりに突然の悲報に触れ、ただただ呆然としております。

日本テレビの野球中継において、長嶋さんは、選手としても、監督としても、コメンテーターとしても、常に“華”があり、まさに“記憶に残る”存在でした。監督時代には、プロ野球ファンにもっと楽しんでもらいたい、プロ野球を知らない人にも野球の面白さを知ってもらいたいとの思いから、ベンチ裏やブルペン映像の放送を許可してくださいました。愛情深い熱い言葉を、日本テレビの実況アナウンサーたちにもたくさんかけてくださいました。

引退後は、日本テレビのバラエティー番組やイベントにご出演いただき、そのおちゃめな姿は幅広い世代の視聴者を魅了しました。

特に、91年の「世界陸上東京大会」でレポーターとしてご活躍いただいた姿が忘れられません。100m金メダリストのカール・ルイス選手にスタンド席から「ヘイ、カール!」と呼びかけ、身を乗り出して握手をされたシーンは、お人柄をあらわす名シーンとして、多くの視聴者の心に残りました。

最後まで東京ドームで選手らを激励するなど、常に野球の未来を考え、情熱をかたむけてくださった長嶋さん。そんな在りし日のお姿を偲(しの)びながら、感謝の気持ちと共に、衷心よりお悔やみを申し上げます。(原文まま)

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