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元近鉄監督の梨田昌孝氏が長嶋さんを悼む「本塁打を打つと三塁長嶋さんの前だけゆっくり回った」


元プロ野球監督の梨田昌孝氏が、6月3日に肺炎で亡くなった長嶋茂雄さんを偲び、思い出を語った。梨田氏は自身の野球の原点が長嶋さんであることを述べ、若い頃は長嶋さんに憧れてサードを志したが、最終的にキャッチャーとしての道を進むこととなった。1983年に新婚旅行でハワイを訪れた際、偶然にも名球会のメンバーとゴルフを共にする機会を得て、長嶋さんの独特な打ち方に感銘を受けたと言う。現役時代には交流戦がなかったため対戦は限られていたが、ホームランを打った際には長嶋さんからの賞賛の言葉が心に残っているとのこと。最後に、長嶋さんの冥福を祈念した。

梨田昌孝氏(25年2月)

近鉄、日本ハム、楽天で監督を務めた梨田昌孝氏(71=日刊スポーツ評論家)が、6月3日に肺炎で亡くなった長嶋茂雄さんを悼んだ。

◇◇◇

私が本格的に野球を始めた原点は長嶋さんでした。島根県の浜田市立第一中学時代に、サードをやりたくて野球部に入学したのですが、背の高い順に並ばされて、3番目だったわたしはキャッチャーになりました。大変ショックを受けたのを覚えています。

近鉄時代の1983年(昭58)12月に新婚旅行に行ったハワイで、ちょうど名球会のご一行と一緒になりました。ゴルフのメンバーが足りないということで突然、共通の知り合いから招待され、オアフ島のワイアラエ・カントリークラブで、長嶋さん、金田(正一)さん、王(貞治)さんと回らせていただきました。すごいメンバーだったので緊張しましたし、長嶋さんの独特の打ち方には驚かされました。

現役時代は交流戦がない時代ですから、巨人とはオープン戦で対戦するぐらいでした。ホームランを打つと一塁の王さんと、三塁の長嶋さんのところだけは、あえてゆっくり回りました。長嶋さんから「ナイスバッティング!」と、あの甲高い声でほめられたのは、今でも良い思い出です。ご冥福をお祈りいたします。

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