
マリナーズが2日(日本時間3日)、通算303勝を挙げ2015年に米殿堂入りしたランディ・ジョンソン氏(61)の背番号「51」を永久欠番とし、来年に式典を行うと発表した。
マリナーズの「51」は球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)の番号でもあり、球団は同氏の今年の殿堂入りに合わせ、8月9日に永久欠番の式典を開催することを決めている。USAトゥデー紙の名物記者ボブ・ナイチンゲール氏によると、ジョンソン氏は今年はイチロー氏だけの式典になるよう配慮し、自身の式典を1年遅らせたという。
イチロー氏は00年11月にマリナーズ入団を決める前、ジョンソン氏に手紙を書いて「51」番を着用する了解を得るという配慮をしており、時を経て今度はジョンソン氏が気づかいを示したという。
マリナーズの永久欠番は「51」で4つ目。ケン・グリフィー氏の「24」、エドガー・マルティネス氏の「11」、メジャー全球団の欠番であるジャッキー・ロビンソン氏の「42」がすでに永久欠番となっている。