
各チームの現在地を紹介します! 球団別に担当記者が選んだ先週のMVP、今週の見どころ、入れ替え&2軍情報、広報情報をお届けします。
【中日】
<先週のMVP>幻の逆転2ランの川越が先週のMVP。5月27日ヤクルト戦、1点を追う8回1死一塁で右翼ポール際の大飛球はファウル判定に。後日、NPBが「本塁打たる映像を確認した」と言うほど微妙な打球で、その日は敗戦したが、翌日からヤクルトに連勝しカード勝ち越し。井上監督も「あの試合が起点となった」とナインの士気を高めた。川越には“幻弾査定”も考慮されるという。【石橋隆雄】
<今週の見どころ>リーグ最低打率、最低得点の中日打線にとって、パ本拠地での指名打者制はプラスとなる。代打の切り札のブライト、高橋周やカリステ、ボスラーら外国人に川越と候補は多い。井上監督は「博多のマツザエモンがいるじゃん。松中はパ・リーグでずっとやってきた人間なんで、意見を取り入れながらオーダーを決めたい」と、松中打撃統括コーチがカギを握っている。
<入れ替え&2軍>先週はまたも主力の離脱が相次いだ。5月27日ヤクルト戦では復帰2戦目の福永が左手首付近の「左手関節の骨折」、30日巨人戦では木下が左太もも裏を痛め「左ハムストリングスの損傷」で、いずれも長期離脱となった。左脇腹を痛めていた新外国人ウォルターズが31日2軍阪神戦で6週間ぶりに実戦復帰し160キロを計測。岩崎がオリックスへ移籍した中、右の中継ぎとして早期1軍昇格を狙う。
<広報情報>6日からのロッテ3連戦(バンテリンドーム)は「ガールズデー2025」として開催。推しメンコンテストでトップ5に選ばれた福永、高橋宏、岡林、田中、村松が見せるおしゃれな表情にも注目だ。7日は愛知県岡崎市出身の俳優・佐野勇斗がセレモニアルピッチを行う。