
巨人やレッドソックスでプレーした上原浩治氏(50=日刊スポーツ評論家)が4日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演し、カブス傘下3Aアイオワの前田健太投手(37)について私見を述べた。
前田は29日(日本時間30日)にメッツ傘下3Aシラキュース戦に先発し、1回0/3を投げて7安打9失点、3四球2三振。カブスとマイナー契約後、3試合で防御率24・30となった。
苦しい状況が続く前田に対し、上原氏は「ちょっと調子あがってこないですね。彼はそこまで球威のある選手じゃないので、今打たれるのって全部高めなんですよね。やはり低め低めを意識してピッチングしていった方が良いんじゃないかなっていう気はします」と助言を送った。
37歳でマイナーでの挑戦を続けていることについて「マイナーってほぼもう若手ですから。ここまで成績が残さなくなるとちょっと怖いなと。これから先がね」と年齢的な部分も加味して先を心配した。
前田はドジャース、ツインズを経て23年オフにタイガース加入。今季はリリーフとして開幕を迎えたが、7試合で防御率7・88と苦戦し7日に自由契約。16日にカブスとマイナー契約を結んだが、乱調が続いている。