
J1サンフレッチェ広島は2日、FW木下康介(30)がJ1柏レイソルから完全移籍で加入すると発表した。190センチの長身FWは今季リーグ戦14試合で3ゴール。昨季は38試合に出場して10ゴールをマークした。今季の広島はクロス数がリーグ最多で、木下はそのサイド攻撃の実効性を高める存在になりそうだ。
広島を通じて「このクラブにすべてをささげる覚悟で来ました。一つでも多くの勝利を目指し、共に戦っていきたいです。皆さまにお会いできることを楽しみにしています」とコメントした。
柏を通じては「柏レイソルに関わるすべての皆さま、このたび、サンフレッチェ広島に移籍することになりました。まずはシーズン途中でチームを離れることになってしまったこと、申し訳なく思っています。いろいろな感情があり、葛藤しましたが、最後は自分でこの道を選びました。長いとは言えない期間でしたが、このクラブで共に戦えたこと、苦しい時期もありましたが支えてくださった皆さまには感謝しかありません。日立台でゴールし、勝利を喜び合えたことが一番の思い出です。本当にありがとうございました!」とコメントした。