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【阪神】新コイキラー伊原陵人4勝目で新人王リード「柱となる選手が」責任感強めた恩師の言葉


阪神のドラフト1位左腕、伊原陵人投手が広島戦で完璧な投球を見せ、今季4勝目を挙げました。伊原選手は、広島との対戦で3戦3勝し、防御率はわずか0.47。7回、ピンチの場面で降板したものの、湯浅選手が救援して事なきを得ました。伊原はこの試合の結果を謙虚に受け止め、更なる成長を誓っています。伊原選手はリリーフを含め13試合に登板し、4勝1敗、防御率は1.09という安定した成績を残しています。彼の活躍が続く中で、DeNAの松尾選手らとセ・リーグの新人王を争う立場にあります。伊原選手にとって、成長のきっかけとなった試合は、昨年のNTT西日本時代のオープン戦での苦い経験です。それを糧に、プロとして飛躍を遂げています。次のオリックス戦でも、その進化が期待されます。

広島対阪神 力投する阪神先発の伊原(撮影・前田充)

<広島0-8阪神>◇1日◇マツダスタジアム

阪神ドラフト1位左腕、伊原陵人投手(24)は、お辞儀で感謝を伝えた。2点リードの7回、1死一、二塁のピンチを招いて降板したが、湯浅先輩がしっかり火消し。拍手で出迎え、帽子のつばに手をやって頭を下げた。今季4勝目で先発した広島戦は3戦3勝で対戦防御率は0・47。前日5月31日に勝利して通算11勝1敗とした大竹に続く、新人コイキラーの誕生だ。

「どの相手に投げる時も、とにかく勝つために何ができるか考えています」

6回まで1安打1四球、3度の3者凡退。すべて先頭打者を抑え、二塁すら踏ませなかった。7回は少し球が上ずり、最長タイの6回1/3で降板。「いつも湯浅さんに出てきてもらって申し訳ない。7回を乗り切ることが課題」。反省も忘れず、3安打5奪三振無失点。交流戦前ラストゲームの快勝に大きく貢献した。

リリーフも含めて13試合に登板し4勝1敗、防御率1・09の安定感。現状ではDeNA松尾らがライバルになりそうなセの新人王争いでも、頭一つ抜けている。チームでは23年村上以来の快挙へ着実に前進中だ。

忘れられない試合がある。NTT西日本時代の昨年5月16日、ホンダ鈴鹿とのオープン戦。味方のエラーもからみ、自責0ながら初回の7失点が響いて3回に降板した。河本監督から「柱となる選手が、あんな姿を見せたらあかん」とゲキが飛び、ハッと目覚めた。

「(主戦で)投げている人間だったので、しっかりしないといけない、という思いは強くなりました」

直後の都市対抗予選は先発&中継ぎの両輪でフル回転し、4試合20回1/3を投げて防御率0・44。本大会進出を導き、ドラフト1位指名されるまでに成長した。「(社会人で)チームにどう貢献するかが大事かを学びました」。

藤川監督は「坂本もよく引っ張っているし、いい状態で交流戦まで、新人ながらよくやっている」とたたえた。本人は「気づいたら今日になっていた。一瞬」と無我夢中だ。プロ7度の先発はすべて日曜日のデーゲームで、次回は8日オリックス戦(甲子園)が有力。今度はパ相手にサンデー左腕が、進化を発揮する。【塚本光】

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