
<オリックス-西武>◇31日◇ほっともっと神戸
西武外崎修汰内野手(31)が意地の同点打を打った。
2点を追う7回2死満塁で代打で登場。オリックス宮城にカウント2-2と追い込まれながら、内角寄り150キロ直球をしっかりはじき返し、遊撃手の頭を越した。同点2点適時打に、一塁上で右手を突き上げた。
今季から三塁手にコンバートした外崎は、今季ここまで7失策。27日の楽天戦(前橋)でも逆転負けにつながる落球を喫するなど、苦しんでいた。
この日の試合前には鳥越裕介ヘッドコーチ(53)がマンツーマンで足運びなどを指導。外崎も鳥越ヘッドの呼びかけに対し「大丈夫です!! 元気です!!」と叫ぶなど、閉塞(へいそく)感打破に燃えている中での一打になった。