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智弁和歌山1年生左腕・井本陽太が公式戦初登板4回無失点「すごく緊張」タイガースジュニア経験


智弁和歌山は高校野球春季近畿大会の準決勝で滋賀学園を8-1で破り、3季連続で近畿大会決勝に進出しました。この試合で注目を集めたのは、1年生左腕の井本陽太投手です。井本は公式戦初登板となるこの試合で、見事な投球を見せ、4回を投げ2安打無失点に抑える好投を披露しました。特に彼の制球力とカーブが効果的で、初回から3者凡退で相手を打ち取りました。井本は過去にタイガースジュニアでの経験がある期待の若手で、高校入学後も多くの注目を集めています。

滋賀学園対智弁和歌山 智弁和歌山先発の井本(撮影・滝沢美穂子)

<高校野球春季近畿大会:智弁和歌山8-1滋賀学園>◇31日◇準決勝◇さとやくスタジアム

智弁和歌山はタイガースジュニアも経験した1年生左腕の井本陽太(ひたな)投手が好投。3季連続となる近畿大会決勝へと導いた。

公式戦初登板での先発マウンドは前日30日に伝えられた。「昨日先発いけるかと言われて、いけますと言った瞬間からずっと緊張していました。緊張はすごくあった」。和歌山大会では野手としての出場はあったが、マウンドに上がるのは公式戦で初めてだった。それでも緊張感を見せずに快投した。

初回を3者凡退で立ち上がると、3回1死から初安打となる二塁打を浴びたが後続を断った。4回も0点で抑えると、役割を終えた。「カーブが良かったので、それを意識させてからストレートでいったのでバッターが遅れていた」と手応え。12個中7個のアウトがフライアウトと直球でも差し込んだ。持ち味の制球力も発揮して4回2安打無失点と好投で応えた。

小学生のときにはタイガースジュニアに選出。当時の背番号56は理想の投手にあげるアニメ「MAJOR」の主人公、茂野吾郎がつけていた番号から選んだ。中学時代はジャイアンツカップで全国準優勝。現在の最速は132キロだが、「もっと球速を伸ばしていきたい」と掲げる。

中谷仁監督(46)も「いい状態だったのでやってくれるとワクワクしていた。落ち着いて投げられていた。うちは右の上投げばかりなので、それを外せるやつが出てきたかな」と収穫も口にした。

1年生左腕が近畿大会でのデビューマウンドでインパクトを残した。チームも7回コールド勝ちで3季連続の近畿大会決勝進出。今春センバツ準優勝校が強さを見せた。

◆井本陽太(いもと・ひなた)2009年(平21)7月12日生まれ、和歌山県和歌山市出身。宮小学校1年のときに宮セネタース少年野球クラブで野球を始める。タイガースジュニアにも選出。日進中では橿原磯城シニアに所属し、ジャイアンツカップで準優勝。智弁和歌山では1年春の和歌山大会からベンチ入り。50メートル走6秒7。遠投90メートル。183センチ、80キロ。左投げ左打ち。

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