
<広島2-5阪神>◇30日◇マツダスタジアム
広島先発森下暢仁投手(27)に、またしても白星がつかなかった。広島は2回、モンテロの適時二塁打で先制したが、5回にまさかのアクシデントが発生した。
1-1の同点とされた5回、なおも2死一、三塁の場面。阪神森下の打球は遊撃と左翼の間へ。背走した遊撃の矢野雅哉内野手(26)と、前進して捕球態勢に入った左翼のサンドロ・ファビアン外野手(27)が激突(記録は遊撃手の失策)。その間に走者2人が生還し、1-3と勝ち越された。
森下は4月18日阪神戦以来となる白星を目指し、丁寧な投球を続けた。だが8回3失点(自責1)で降板。5回の失点が響き、今季4勝目を逃した。