
中日は30日、岩崎翔投手(35)がオリックスへのトレードに合意したと発表した。
岩崎は球団を通じ「中日ドラゴンズでは3年半という間でしたが、ファンのみなさんに応援していただきありがとうございました。
ドラゴンズでは来て早々にけがをしてしまい、約2年半チームに貢献できず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
けがから復帰してからは、日々みなさんのありがたい声援のおかげで頑張ることができました。
新天地での活躍が恩返しになると思いますので、チームは違いますが、これからも応援よろしくお願いします。
ありがとうございました」とコメントした。
21年オフ、又吉克樹投手(34)のFA移籍の人的補償で中日に移籍。直後に右肘を痛め、22年9月に右肘のトミー・ジョン手術を行った。23年からは育成契約となりリハビリを続けた。24年6月に支配下復帰。背番号も「203」から移籍当初の「16」に。今季は4月1日巨人戦(バンテリンドーム)で移籍初勝利を挙げ、ヒーローインタビューでは涙を見せていた。
◆岩崎翔(いわさき・しょう)1989年(平元)10月21日生まれ、千葉県出身。市船橋3年夏の甲子園に出場し、07年高校生ドラフト1巡目指名でソフトバンク入団。1年目から1軍戦に登板し、11年5月13日西武戦で初勝利。17年最優秀中継ぎ投手。昨季は球団日本人最速となる158キロを計測した。189センチ、90キロ。右投げ右打ち。