
<ヤクルト0-6中日>◇29日◇神宮
中日打線が3回までに11安打で6点を奪いヤクルトに連勝した。カード勝ち越しは4カードぶり。借金は4とした。
初回2死一、二塁で5番高橋周平内野手(31)が中堅越え2点適時二塁打で先制した。2回村松開人内野手(24)が今季1号2ランを右翼席へ。「チームのいい流れに乗せてもらえた」。昨季神宮では打率6割5分と好相性の男が大きなアーチを描いた。さらに2日連続で3番に入った岡林勇希外野手(23)が左前適時打だ。3回には、この日6番に降格した上林誠知外野手(33)が右翼スタンドギリギリに6号ソロ。「結果が出ていなかったので1本出てよかった」。4試合ぶり、16打席ぶりの安打が本塁打となり、先発野手全員安打となった。
先発はここまで5試合先発し、未勝利のカイル・マラー投手(27)が、7回92球6安打無失点でうれしい来日初勝利を挙げた。