
<オリオールズ4-7カージナルス>◇27日(日本時間28日)◇カムデンヤーズ
オリオールズ菅野智之投手(35)が本拠地でのカージナルス戦で先発し、5回1/3を3失点で一時は勝利投手の権利を得たが、チームが逆転されメジャー5勝目はならなかった。
初回は先頭打者で侍戦士のラーズ・ヌートバー外野手(27)にカットボールを右前打され、1死一、三塁のピンチで4番コントレラスに適時中前打され、先制点を許すなど不安な立ち上がりだった。2回1死一塁には再びヌートバーと対し、今度は8号2ラン本塁打を浴びた。
それでも3回以降は立て直し、4回の打者4人目から5回まで7者連続凡退と好投。チームが逆転し1点リードをもらって上がった6回は先頭打者に二塁打を許し、1死三塁の状況で91球で降板した。5回1/3を1被弾を含む8安打3失点、無四球3奪三振。この日は日本の文化と伝統をたたえる「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」が開催されたが、菅野は白星で飾れなかった。ここまで11試合に登板し4勝3敗、防御率は3・23としている。
チームは救援陣が7回以降に4点を追加され、連勝が3でストップした。