
阪神森下翔太外野手(24)が得意の倉敷で、打率3割復帰を目指す。
5月23日中日戦(バンテリンドーム)では二塁打2本を放ち打率3割1厘も、その後2試合は無安打で現在打率2割9分。3割台復帰に向けて問われると「もちろんです。3割以上目指したいです」とうなずいた。
4月は打率3割2分3厘と打ちまくったが、今月はここまで2割5分3厘。倉敷はプロ入りから過去2年で2試合に出場し、6打数3安打3四球の打率5割と相性のいい球場だ。固め打ちなら1試合での復帰も可能で「いい姿を見せられるように、勝てるように頑張ります」と力を込めた。
佐藤輝がプロ初の左翼で出場した25日の中日戦後、藤川監督は「森下のレフトもあると思いますし、チームが活性化していくためのところですから」と言及。それを受けた森下も「任された時はやる準備はしていきたいなと思います」ときっぱり。左翼に就けば23年7月29日広島戦以来となるが、心配はない。
岡山入りしたこの日は、同い年の大関大の里(24)が横綱に推薦されることが発表された。「すごいなと思います。盛り上げていければ」。虎の主軸は野球界を盛り上げる。【磯綾乃】