
<プレミアリーグ:リバプール1-1クリスタルパレス>◇25日◇最終節◇アンフィールド
既に優勝を決めていたリバプールは最終節で、FA杯を制したクリスタルパレスとホームで対戦した。リバプールのMF遠藤航(32)は後半24分から出場。クリスタルパレスのMF鎌田大地はフル出場した。試合は1-1で引き分けた。
試合後、遠藤は笑顔で優勝メダルを受け取った。メダルをもらうにはシーズン5試合以上の出場が1つの条件になるというが、今季の遠藤は出場時間が限られながらもリーグ戦20試合に出場。本職のボランチだけでなく、センターバック、右サイドバックとしてもプレーし、試合終盤から出場して試合を締める「クローザー」として存在感を示した。メダルはその役割をまっとうした証し。そうして日本代表主将は多くのファンが見守る中、優勝トロフィーを高々と掲げた。
リバプールは0-1の後半23分にMFフラーフェンベルフが鎌田へのファウルで一発退場となり、遠藤がセンターバックとして緊急出場。すると後半39分に今季の得点王に輝いたエースFWサラーが29ゴール目を決めて追い付いた。
主にボランチとして出場した今季の鎌田はリーグ戦で得点とアシストがなかったが、34試合に出場。FA杯の準決勝と決勝にフル出場するなど、シーズン終盤に出場時間を増やした。