
<プレミアリーグ:トットナム1-4ブライトン>◇25日◇最終節◇トッテナム・ホットスパー・スタジアム
ブライトンのMF三笘薫(28)はアウェーのトットナム戦で後半から出場し、3-1の追加タイムにアシストをマークして4-1の勝利に貢献した。ただ、チームは8位で終え、来季の欧州カップ戦出場を逃した。
今季の三笘は38試合中36試合に出場してプレミアリーグで日本選手初となる2桁得点を達成。アシストも4に伸ばした。試合後、U-NEXTのインタビューで「僕自身、もっとゴール、アシストをかせぐことができれば、ヨーロッパ(のカップ戦)に出られたかもしれない。悔いも残るけど、シーズン通して2試合欠場でそこそこ頑張れたかなと思う。もう1回反省して次のシーズンに臨みたい」と語った。
前節19日のリバプール戦では1-2の後半20分から出場し、その4分後に今季10ゴール目を決めてチームを3-2の逆転勝利に導いた。この日のトットナム戦でも0-1の後半開始から途中出場して流れを変えた。
「前回の試合と同じような展開。今回はハーフタイムから出られたので、うまく流れはつくれたかなと思う。まずは左サイドで起点をつくることを意識して入った」という。自身のプレーについては「勝てるような展開に持っていけたという意味では満足できるけど、ミスもあった。でも、最後は勝利が一番大事だったので満足はしている」と振り返った。
「ドイツ・スカイスポーツ」によると、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)やアーセナル(イングランド)など来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場するビッグクラブが日本代表アタッカーに関心を寄せているという。
その動向に注目が集まる中、6月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表メンバーから外れた。本人は今後の予定について「まずはけがを治して次のシーズンに備えたい」と話した。