
<プレミアリーグ:ブライトン3-2リバプール>◇19日(日本時間20日)◇第37節◇アメリカンエキスプレス・スタジアム
ブライトンのMF三笘薫が最高峰のプレミアリーグで日本選手として初めてシーズン2桁得点を達成した。
欧州5大リーグではスタッド・ランス(フランス)のFW中村敬斗、キール(ドイツ)のFW町野修斗、フライブルク(ドイツ)のMF堂安律に続き今季4人目。日本代表アタッカーが競い合うようにゴールを量産している。98-99年にペルージャのMF中田英寿がセリエA初挑戦で初めて記録し、14-15年のマインツ(ドイツ)FW岡崎慎司を最後に到達者は4人だけだったが、今季だけで一気に4人も増えた。
日本サッカー全体がレベルアップし、質量ともに充実。前回W杯カタール大会出場を決めたときの日本代表の欧州5大リーグ所属は7人だったが、W杯北中米大会の出場権を得た今年3月は15人と倍以上も増えた。日本代表の森保監督も4月に「評価の高い5大リーグで結果を出しているのは非常に素晴らしいこと」と話しており、「欧州組=欧州5大リーグ所属」が代表の基準になりつつある。