
<ポルトガル杯:ベンフィカ1-3スポルティング>◇25日◇決勝◇エスタディオ・ナシオナル
ポルトガル杯決勝はリスボン郊外のオエイラスで行われ、MF守田英正(30)が所属するスポルティングがベンフィカを延長戦の末に3-1で下し、6季ぶりの優勝でリーグ戦との国内2冠を達成した。守田は0-1の後半13分から出場し、逆転勝利に貢献した。
後半開始早々に先制点を許したが、後半終了間際にエースFWギェケレシュが自らの突破で獲得したPKを決めて同点。延長戦ではFWトリンコンが1ゴール1アシストと活躍して勝ちきった。
今季のチームはルベン・アモリム監督がシーズン中にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に引き抜かれるなど2度の監督交代があったが、見事に2冠を達成。守田はけがに苦しみながらもリーグ戦で23試合2得点、欧州チャンピオンズリーグ(CL)などを含めた公式戦通算では34試合2得点を記録した。