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【ソフトバンク】小久保政権初13失点で貯金0「考えすぎて」上沢直之KO「九州デー」黒星スタート


ソフトバンクは「ファイト!九州デー」として鹿児島で開催された試合で、オリックスに5-13で敗れ、7カードぶりの負け越しを喫しました。先発の上沢直之投手は、5回途中で9安打9失点の散々な結果となり、「オリックスキラー」としての評価を崩しました。試合では一度5-2とリードを奪ったものの、その後再逆転され、大山や岩崎のリリーフ陣も流れを止められませんでした。小久保監督は「3回表の失点がすべて」と指摘し、上沢も「追い込んでからの投球選択に迷った」と振り返っています。これにより、ソフトバンクのチームは貯金がなくなり、再び5割の勝率に後退しました。

ソフトバンク対オリックス 5回途中で交代を告げられた上沢(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク5-13オリックス>◇25日◇平和リース

ソフトバンクは年に1度の鹿児島開催で大敗し、7カードぶりの負け越しを喫した。13失点は小久保体制2年目で最多で、22年以来3年ぶりの投壊。0-2から一時は5-2と逆転したが、再逆転を許した。小久保裕紀監督(53)は「ああなったら、なかなか流れをもう1回持ってくるのは難しい」と淡々と敗戦を受け入れた。

オリックスキラーがまさかの大炎上だった。先発の上沢直之投手(31)が5回途中で9安打を浴び、自己ワーストタイの9失点。通算22勝8敗の好相性だった「お得意様」にKO降板を食らった。「調子自体は悪くなかったんですけど、うまく打たれてしまった」。

5-2の3回は先頭の広岡を2球で追い込みながら中前打。そこから1イニング4安打4失点と崩れた。指揮官は「2ストライクからヒットを4本も打たれたら、流れは持ってこれない。3回表が全てだった」と敗因を指摘。上沢自身も「追い込むまではいけたんですけど、そこからどのボールを選択しようか、ずっと考えながら投げていました。考えすぎて苦しくなってしまった」と決断を悔やんだ。新加入右腕はこれで3勝3敗の五分となり、防御率3・67に悪化した。

打線も9安打で5点を奪ったが、大山や岩崎も相手の勢いを止められず、15安打されて失った13点はあまりにも重すぎた。1万8939人で埋まった鹿児島のファンを喜ばせることはできず、貯金1は再び消滅して勝率5割に逆戻り。毎年恒例で九州一丸がコンセプトの「ファイト! 九州デー」は、黒星スタートとなった。次回同イベントが予定される7月17日の北九州、8月17日のみずほペイペイドーム(ともにロッテ戦)では会心の白星を届けたい。【只松憲】

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