
<中日1-5阪神>◇25日◇バンテリンドーム
中日が同点の9回にジュニオル・マルテ投手(30)が大乱調で4失点し借金は再び今季最多タイの5となつた。
井上一樹監督(53)の試合後の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-同点に持ち込んだがマルテのところで
「要は『ミスをした方が負ける』という形の典型というか。想定していないことが起きるし。1球(悪送球を)やったことによって、うちのマルテがテンパっていたかなっていうところはあるのでそこはまたコーチ陣と一緒にケアしていく形でやっていくしかないかな。戦力としてこれからも投げてもらわないといけない投手なのでそのへんの練習だったりケアだったりはやりたいなと思います」
-2連投していた投手が3人いてやりくりが難しい試合だった?
「決して2連投、3連投があかんってわけではないとオレは思っていて。でもやっぱり長いシーズンを考えた時に後々にジャブとして効いてきちゃうよっていう。今そういうことをする時期じゃないよっていうことは分からんでもないと思っているので。このご時世、2連投した投手はほぼほぼ投げないという形で、今のところ、のっとっていきたいかなと思います」
-登録はしていないが村松が1軍合流
「福永にしてもある意味今日収穫はっていろんな形の中で一つ最後に代打で出して、打ったから打たないからじゃなくて二塁までの走りっぷりを見ていたら、ああ問題ないねっていうのは確認できたので。なので来週からはいろんな形でピースとしてもうちょっと考えてもいいのかなというところは俺は思いました。村松に関しては、みんなの前で『登録します』という断言はしませんけど東京にはとりあえず連れて行こうと思っています」
-松木平がリリーフ待機
「万が一の時のために、今2軍が広島戦で遠征しているので、あっちから呼び寄せるよりも、ちょっと会話もしたかったので名古屋に残留している松木平を呼びました」
-試合前、メンバー交換時に審判が2分を越える説明 「昨日の確認。ストライク、ボールを、『おい、今のボールだろ! ストライクだろ!』っていうようなことをすることに関しては、藤川監督が言うように、もうこれはもう退場ものだと。ただ、昨日の場合はこちらから見ていて、ジャッジ的な感じでストライクっていうふうに見えたから、『今のはストライクっていうジャッジだったんじゃないの』という抗議をしたよっていう。向こうの藤川監督にしてみたら、それが見えてなかった。でも俺はそれが見えていたっていうところでのすれ違いがあった。そのズレがあったっていう話。もちろんオレも藤川監督に対して『何言っとんねん!』ってこともないし、藤川監督も俺のことに対して、『いや、そんなのないでしょう』ということもないし。そこで審判の説明があったから長くなったって話だけです」