＜広島3－0DeNA＞◇25日◇マツダスタジアム
先発床田寛樹投手（30）が今季3度目の完封でチームを勝利に導いた。1回、4回と先頭に安打を許すも、いずれも牧を併殺打に打ち取った。3点リードの7回は無死一、二塁のピンチを招きながら後続を切った。打線は3回に3戦連続先発出場の新人佐々木の左前打からファビアンの2点二塁打で先制。さらに坂倉の右中間二塁打で1点を追加した。快勝でチームは3位に浮上した。試合後の新井貴浩監督（48）の談話は以下の通り。
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－投打がかみ合った勝利
新井監督 今日はもう“床田サマサマ”だったと思います。DeNAの強力打線を完封するんだから、本当に素晴らしいピッチングだったと思います。
－2つの併殺も大きかった
新井監督 大きかったね。そこがトコの持ち味でもある。走者を出しても落ち着いて見ていましたし、やっぱりDeNA打線を完封するんだから。本当に素晴らしいピッチングだったと思います。
－テンポもよかった
新井監督 そうやね、テンポも良かったし、ボールのキレも良かったし、コントロールも良かったし、何も言うことはございません。素晴らしいです。また、昨日中止で、今日明日と3日休みをブルペンにつくってくれた。来週に向けても本当に大きかった、本当に素晴らしい投球だった。何も言うことはございません。
－真っすぐの強さは
新井監督 あったね。（スピード）ガンもMAX149キロまで出ていたし、ここ最近の登板の中では真っすぐ一番良かったと思います。
走者を出しても表情を変えない
新井監督 頼もしいです。表情には出さないですけど、ああ見えて負けん気の強い子なので、内に秘めたものは持っていると思います。
－ファビアンも1打席目に打ち取られた球を2打席目に打った
新井監督 やっぱり賢いというか、ただ打席に立ってバットを振っているわけじゃないよね、彼は。いろいろやられた球種とか頭に入れながら対応しているので、そういう意味ではすごく柔軟性がある選手だと思います。
