
<中日1-5阪神>◇25日◇バンテリンドーム
試合前時点で上位4チームが1ゲーム差内にひしめく中、阪神が首位を堅守した。1-1で迎えた9回無死二、三塁、坂本誠志郎捕手(31)が勝ち越し2点二塁打を放った。相手の2失策も絡んで、この回3得点で逃げ切った。
ドラフト1位の伊原陵人投手(24)がビジターで初先発した。1点を先制した直後の5回裏2死二、三塁から岡林に同点打を献上。それでも6回1失点とゲームメークした。
1-1の7回から登板した湯浅京己投手(25)は2イニングを無失点。国指定難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」から復帰後、初の回またぎで好投し、今季2勝目が転がり込んだ。投手陣全体では3日連続でイニングまたぎの投手が発生した。
坂本は5回1死二、三塁でもスクイズに成功し、先制点をゲット。決勝点を含め、1人で3打点を挙げた。