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プロ注目の近大・野間翔一郎が俊足生かし勝利貢献 今春1カ月離脱「ためた分を爆発して勝ちに」


関西学生野球春季リーグで、近大が関大に4-0で勝利。プロ注目の野間翔一郎外野手は、自らの俊足を活かして決勝点を奪い、チームの勝利に貢献した。野間は死球で出塁した後、安打で生還し、さらに追加点に貢献。試合後、「打てないときでも塁に出て足でかき回すのは意識している」と語った。彼の50メートル走は5秒8という俊足を誇り、過去には陸上での優勝経験もある。4年生の野間は、ドラフトに向けて「絶対にプロに行きたい」と強い意欲を見せつつ、全国大会での優勝を目指している。シーズン途中には病気による離脱もあったが、現在は復帰し、チームに大きく貢献している。

近大の野間が生還して笑顔でタッチする(撮影・林亮佑)

<関西学生野球春季リーグ:近大4-0関大>◇25日◇第7節2回戦◇わかさスタジアム京都

近大が関大に快勝し、先勝した。プロ注目の野間翔一郎外野手(4年=大阪桐蔭)が先制で決勝のホームを踏むなど、俊足を生かして貢献した。

「3番左翼」で先発。4回先頭で死球を受けると、プロ注目、阪上翔也外野手(4年=神戸国際大付)の右前打で三塁に進み、その後の安打で生還。5回には二ゴロで追加点をもたらすなど、最低限の役割を果たした。7回にも四球で出塁し、二盗に成功。「打てないときでも塁に出て足でかき回すのは意識している」と積極的な姿勢を見せた。

脚力には自信を持つ。50メートル走5秒8の俊足。周陽中3年時には3段跳びで山口県大会を3大会連続で制覇した経験もある。

今春はリーグ戦開幕直前の3月末に「菊池病」を発症。最高41度の高熱が出て、山口県内の実家で療養した。体重も一時10キロも減るなど、約1カ月間離脱した。

チームは優勝争いを繰り広げる中、5月22日の立命大戦で先発復帰した。個人的にも巻き返しへの思いも強く、「実家で生配信見てて、出たいのに出れないすごい悔しい思いだった。これまでためた分を爆発してチームの勝ちにつなげられるように強い気持ちでやっていきたい」と言葉に力を込めた。

今秋にはドラフトも控え、この日は阪神のスカウトも視察。野間は「去年の秋が終わったくらいでドラフト候補も出ている中で僕も負けられないなという思い。何としてでもプロに行って活躍できるようにしっかりアピールしたい」と意気込む。全国大会でアピールするためにも、勝利に貢献して優勝をつかむ。

◆野間翔一郎(のま・しょういちろう)2004年(平16)1月16日生まれ、山口県周南市出身。遠石小1年から遠石野球スポーツ少年団で野球を始める。周陽中では陸上部に所属しながら山口東リトルシニアに所属。大阪桐蔭(大阪)では2年春に背番号16で初めてベンチ入りし、2年秋から背番号7。近大では1年春にリーグ戦初出場。50メートル走5秒8、遠投100メートル。180センチ、80キロ。左投げ左打ち。

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