大谷翔平を「１人の打者に過ぎない」３三振、無安打に抑えたメッツ左腕がクールに答える

メッツ対ドジャース　8回表ドジャース1死一塁、大谷を空振り三振に仕留めたピーターソンは、ファンの拍手を受けながらベンチへ引き揚げる（撮影・滝沢徹郎）

＜メッツ5－2ドジャース＞◇24日（日本時間25日）◇シティーフィールド

ドジャース大谷翔平投手（30）に対して3三振を含む4打数無安打に抑えたメッツの先発左腕デービッド・ピーターソン（29）が、大谷との対戦をクールに振り返った。

この試合に入るまで大谷はピーターソンに対し、10打数5安打と得意にしていた。だがこの日は、1回先頭の第1打席はスライダーを空振り三振、3回先頭の第2打席はチェンジアップを中飛、5回2死走者なしの第3打席はスライダーを空振り三振、8回1死一塁の第4打席はスライダーを空振り三振に終わった。

ピーターソンは、8回に大谷を抑えたところで降板。今季最長の7回2／3を投げ5安打2失点、2四球7奪三振で3勝目（2敗）を挙げた。試合後、大谷との対戦について問われると「彼は大勢の打者の中の1人に過ぎないよ。1番から9番までの、打線の中の1人だ。相手打者に対しては常にそういう姿勢だ」とコメント。「もちろん彼は偉大な選手だ。でもドジャースには偉大な選手がたくさんいる。だから彼もその中の1人。その気持ちで登板に備えた」と話した。