
<エンゼルス7-4マーリンズ>◇23日(日本時間24日)◇エンゼルスタジアム
エンゼルス菊池雄星投手(33)が新天地でついに今季初勝利を挙げ、チームも祝福した。
菊池はマーリンズ戦に先発し、6回には無死一、二塁のピンチに陥ったが、次打者を遊ゴロ併殺打に打ち取り力強いガッツポーズ。今季最多の110球を費やしながら粘りの投球で、5回2/3を7安打無失点、4四球4奪三振。昨オフにエンゼルスと3年契約を結んで新天地でメジャー7年目を開幕投手として迎えてから実に57日目、11試合目の登板で初白星を手にした。
チームはこれで8連勝し、25勝25敗の4月24日以来の勝率5割に復帰した。
ロン・ワシントン監督は菊池について「彼は今日はベストの球ではなかったが、苦労しながら戦い続けた。スライダーは思うように変化しなかったが、カーブを使ったりね」とねぎらった。
15号ソロを放つなど2打点を挙げ援護した4番ウォードは「素晴らしい投球だった。彼が初勝利を挙げられて僕もうれしい。多くの勝利の、最初の1つだよ」と話した。