
<楽天0-1日本ハム>◇23日◇楽天モバイルパーク
日本ハム金村尚真投手(24)が球団59年ぶりの快挙を成し遂げた。12球団トップとなる今季3度目の完封勝利で4勝目。5月までに3完封勝利は、球団では66年嵯峨健四郎以来だ。
9回1失点で完投勝利を挙げた9日楽天戦(エスコンフィールド)から中13日での先発で、きっちりとスコアボードに「0」を並べ続けた。3回と8回は得点圏に走者を背負ったが、要所も締めて今度は敵地でシャットアウト劇を完結させた。
これでチーム全体でも完封勝利は5度目(3人)、完投勝利は10度目(5人)と12球団トップの数字を独走する。すべては開幕戦でプロ初完投初完封勝利を挙げた金村から始まった、最強先発陣のタフネスぶりだ。この日も“代役4番”の郡司裕也捕手(27)が2回に放った先制3号ソロで奪った1点を守り切る完封劇で、延長11回を戦った翌日の移動ゲームとなった3連戦初戦を白星スタート。がっちり首位をキープした。