
<エルパソ-タコマ>◇22日(日本時間23日)◇テキサス州エルパソ
マリナーズ傘下3Aタコマの元DeNA乙坂智外野手(31)が、マイナー初安打を放った。
パドレス傘下3Aエルパソ戦に「9番右翼」で出場し、3回無死一塁で迎えた第1打席。今季メジャーで5試合に先発し2勝を挙げている左腕ハートの初球スライダーをはじき返し、チャンスを広げる中前打とした。その後二塁まで進み、後続の三塁打で先制のホームを踏んだ。
4回1死満塁の好機では一ゴロ、7回は空振り三振、9回は左飛に倒れ4打数1安打、1得点。今季2試合で8打数1安打、打率1割2分5厘となった。同じチームの藤浪晋太郎投手(31)の登板はなかった。
乙坂は21年にDeNAから戦力外となり、22年からメキシカンリーグや独立リーグでプレー。今季は米独立アトランティック・リーグのヨークで開幕を迎え、今月13日にマリナーズとマイナー契約を結んだ。16日のアルバカーキ戦でデビューし、この試合が2試合目の出場だった。NPBでは8年間で通算468試合に出場し打率2割2分9厘、10本塁打、53打点。