
<ロッキーズ0-2フィリーズ>◇22日(日本時間23日)◇クアーズフィールド
ロッキーズが本拠地でフィリーズに敗れ、今季8勝42敗、勝率1割6分となった。米メディアによると開幕から50試合時点では1901年以降の近代野球ワースト記録。メジャー史上では1895年に7勝43敗でスタートしたルイビル・カーネルズ以来、130年ぶりの負け数だという。
このままなら今季は年間136敗ペースで、昨年のホワイトソックスが記録した近代野球ワーストの121敗を大きく上回る。さらにはメジャー史上ワーストの1899年クリーブランド・スパイダーズの134敗をも更新するペースとなっている。なお、昨年のホワイトソックスは50試合時点で15勝35敗だった。
試合はロッキーズの先発右腕マルケスが強力フィリーズ打線を相手に7回4安打2失点と好投し、打線も相手を上回る7安打を放つもあと1本が出ずに敗れた。チームは今月11日にバド・ブラック前監督を解任したが、それ以降は1勝9敗。完封負けは今季8度目となった。