
<阪神-巨人>◇22日◇甲子園
阪神桐敷拓馬投手(25)が左上肢の筋疲労のため出場選手登録を抹消された。同投手は昨季70試合に登板し、防御率1・79、43ホールドポイント(HP)で中日松山と並んで最優秀中継ぎ投手賞を初受賞。今季も18試合に登板、1セーブ、8HP、防御率0・53とリリーフの要としてと活躍していた。桐敷は試合前練習に参加したが、キャッチボールを回避し、外野フェンス沿いのランニングや、スタンドでの坂道ダッシュなどで調整していた。
安藤投手コーチは、「ちょっと疲労があるということで、その疲労を取る処置ですね。ちょっと登板が重なっていますし、去年の登板数もありますし。先は長いので、疲労を取ってもらおうということですね」と説明。「最短(10日間の抹消)での復帰を目指してやっていきます」と続けた。
開幕からブルペン陣では、石井大智投手(27)、漆原大晟投手(28)、島本浩也投手(32)らが体調不良、コンディション不良で戦列離脱している(石井は復帰)。
桐敷とともに、富田蓮投手(23)、ジェレミー・ビーズリー投手(29)、楠本泰史外野手(29)、前川右京外野手(22)が出場選手登録を抹消。岩貞祐太投手(22)、23年ドラフト2位・椎葉剛投手(23)、24年ドラフト3位・木下里都投手(24)、島田海吏外野手(29)、ラモン・ヘルナンデス外野手(29)が出場選手登録された。