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東洋大・西川太基が就活アピール逆転3ラン 「社会人野球関係者の目に」井上監督が“親心采配”


東洋大学の西川太基選手が中大戦で劇的な逆転3ランを放ち、試合を決定づける活躍を見せました。試合は東都大学野球の第5週第1日、スコアは中大5-7東洋大で終了しました。この試合で西川は、3回2死一、二塁という場面での一発でチームを逆転に導きました。今季は代打や途中出場が多かった西川ですが、今回は5番指名打者として先発。井上大監督は西川の社会人野球での活躍を期待し、彼の今後のキャリアにエールを送っています。西川はヤクルトの村上を目標に掲げており、実際に中学時代からの知り合いとしても意識している様子です。

中大対東洋大 勝利し笑顔で会見する東洋大・西川(左)と井上監督(撮影・柴田隆二)

<東都大学野球:中大5-7東洋大>◇第5週第1日◇22日◇神宮

東洋大の西川太基外野手(4年=九州学院)がリーグ戦1号逆転3ランを放った。3-5で迎えた3回2死一、二塁から、中大・子安の甘く入った直球をバックスクリーンへ運んだ。

井上大監督(51)は「西川はまだ就職が決まっていないんですよ。社会人野球の関係者の目に留まってくれれば」。そんな“親心采配”に見事にこたえた。

今季は代打や途中出場が多かったが、この日は5番指名打者で先発した。西川は「こういうチャンスは多くないので、1打席1打席後悔しないようにいこうと思った」と振り返った。長打力と直球に強いという武器を、ここ一番で発揮した。高々と舞い上がった打球の行方を見た。「角度良く上がっていったな。入るんだ。驚きました。うれしかった」と満面の笑みを広げた。

目標はヤクルト村上だ。中学、高校と同じチームで、西川が中学2年冬に、所属する「熊本東リトルシニア」に、当時九州学院3年の村上が指導に訪れたという。「練習はうそをつかない」「辛抱強く」という言葉が印象に残っているという。同じ左打者の大先輩に少しだけ近づいた1発だった。「社会人野球でやりたいのでアピールするしかない」とチャンスをものにした。

チームは前カードで勝ち点2として、1部残留を確定させている。井上監督は「上も下もないので、来季へ向けて経験を積ませたい。もちろん緩むことなく戦います」といつもよりやや柔和な表情で話した。

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