
楽天浅村栄斗内野手(34)の連続試合出場が「1346」でストップした。
20日の西武戦(きたぎんボールパーク)で今季初めてスタメンを外れ、途中出場もなかった。連続試合出場は西武時代の15年8月8日から続き、衣笠祥雄(広島)、鳥谷敬、金本知憲(ともに阪神)に続く歴代4位でパ・リーグ記録だった。試合後、三木監督は「球団、GMも含めて総合的に判断をした」と説明した。
試合後、浅村は胸中を明かした。
「自分が成績を出せてなかったのもあるし、どっかで切れる記録。なかなか切り替えはまだできてないですけど、前を向いてやるしかない」
今季は40試合に出場し、打率2割4分3厘と低迷。「連続試合記録のために野球やってたわけじゃないし、切り替えてやるしかないかな」と前を向いた。
平成生まれ初の2000安打に残り2本も、小休止状態だ。15日ロッテ戦(東京ドーム)の7回に1998本目となる左前適時打を放って以降は、16日からのソフトバンク3連戦(みずほペイペイドーム)で快音が出ず、3試合連続、13打席連続で無安打だった。
1日のオフを挟み22日に西武と楽天モバイルパークで対戦する。「試合にしっかり準備して入れるように、まずは1本打てるように。1本打たないと2本目はないので、しっかり1本打てるようにやりたい」と力を込めた。前を向き、本拠地で2000安打という偉業に挑む。【山田愛斗】