
<高校野球春季関東大会:専大松戸4-1桐生第一>◇準々決勝◇20日◇ノーブルホームスタジアム水戸
専大松戸(千葉1位)が桐生第一(群馬2位)に競り勝ち、2年ぶりのベスト4進出を決めた。
1-1の6回、この日4番を外れて6番に打順を落とした吉岡伸太朗内野手(2年)が右前適時打を放ち、勝ち越しに成功した。1点リードの8回には高貝規仁内野手(2年)と森岡大和捕手(3年)で2単打2得点。リードを広げた。
守っては背番号10の田中昇之介投手(3年)が今大会初先発。2回に桐生第一の伊藤に先制の適時二塁打を浴びたが、右下手から緩急を自在に操り、5安打1失点、1四球4奪三振で完投。春季千葉大会でエースナンバーを背負ったプライドを示した。
4年ぶりの関東の頂点を見据えながら、持丸修一監督(77)は「夏に向けてどこを強化するか、個人的な強化部分を見つけてほしい」と話した。