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権藤博氏、沢村賞選考基準に言及「今シーズンは今の沢村に値するみたいな見方に変えてやるべき」


元横浜監督の権藤博氏(現DeNA)は、「戦後80年を問う」と題した会見で、昨年該当者なしとなった沢村賞の選考基準に関する自身の見解を述べた。彼は現代の野球状況を考慮し、完投数などの従来の基準を見直し、現代の状況に合った新基準を設定するべきだと主張した。また、1961年に自身が沢村賞を受賞した際を振り返り、当時の選考基準がセ・リーグに限定されていたため、西鉄の稲尾和久氏が受賞できなかった例を挙げた。現行の沢村賞選考基準は15勝、150奪三振、10完投、防御率2.50、200投球回、25試合登板、勝率6割の7項目で、昨年は5年ぶりに該当者が存在しなかった。

権藤博氏(2021年2月撮影)

元横浜(現DeNA)監督の権藤博氏(86)が19日、東京・千代田区の日本記者クラブで「戦後80年を問う」と題し、会見した。

現役時代は中日でプレーし、プロ1年目から35勝をマーク。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、新人王、沢村賞などのタイトルを獲得した。

近鉄、ダイエー(現ソフトバンク)、中日で投手コーチを務め、監督としては98年に横浜をリーグ優勝、日本一に導き、17年のWBCでは侍ジャパンで投手コーチを務めた。

会見では、昨年、該当者なしだった沢村賞についても聞かれ、私見を述べた。「前回ね、批判もいろいろ出てるんですよね。今どき、完投がいくつとか、無理じゃないですか。今シーズンはこの人が今の沢村に値するみたいな見方に変えて、やるべきだと思うんですよ。該当者なし、該当者なしだと誰も出てこない」と話した。

自身が61年に受賞した時の沢村賞にも触れ「あの頃、セ・パの両リーグに資格があれば、間違いなく稲尾さんが取ってるんですよ。私が35勝の時(西鉄の)稲尾さんは42勝してますから、私は沢村賞を取れなかった。あの頃は、沢村賞はセントラル・リーグだけでしたから」と回想した。

現在、沢村賞の選考基準は、15勝、150奪三振、10完投、防御率2・50、200投球回、25試合登板、勝率6割の7項目が設定されている。昨年は5年ぶりに該当者なしだった。

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