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京都共栄学園が春夏秋通じ初の京都V 巨人大勢恩師の就任3年目木谷監督「目頭熱くなってきた」


京都共栄学園が春季京都大会の決勝で東山を破り、歴史的な初優勝を果たしました。試合は9回に追いつき、タイブレークに突入後、10回で5点を獲得して勝利を決定づけました。特に、2年生の仲宗根翔太選手が途中出場し、決勝打を放つ活躍を見せました。指導する木谷忠弘監督は、「一生懸命やっている姿を見て感動しました。チームの粘り強さが大きな勝因です」と語りました。この優勝により、京都共栄学園は春季近畿大会への出場権を手にし、さらなる飛躍を誓います。木谷監督はチームの団結力を強調し、次なるステージでも好成績を期待しています。

京都共栄学園ナインがスタンドに喜びを爆発させる(撮影・林亮佑)

<高校野球春季京都大会:京都共栄学園11-7東山>◇19日◇決勝◇わかさスタジアム京都

京都共栄学園が春夏秋通じて初めて京都を制した。東山にタイブレークの末に勝利。9回2死走者なしから1点差を追いつくと、タイブレークの10回には5点を奪って勝利を決定づけた。22年9月から同校で指揮を執る木谷忠弘監督(51)は「一生懸命やっている姿を見たら目頭が熱くなってきました。今年のチームは粘り強い。攻撃が終わりそうで終わらない。1つにまとまったのが大きい」と目尻を下げた。

50年前の春決勝と同カード。京都共栄学園が半世紀前のリベンジを果たした。何度も粘った。5点のビハインドを5回に追いつくと、8回に1点を勝ち越されたが、9回2死走者なしから3連打と押し出し四球で同点。タイブレークの10回には2死満塁から途中出場で公式戦初出場の仲宗根翔太内野手(2年)が左前決勝打。その後もつながりこの回5得点で突き放した。仲宗根は「何が何でも春夏につなげるために打たないとと思った。みんなできついことをやってきた成果がここで出て良かった。優勝したけど、実感がないです」と笑った。

木谷監督は甲子園出場のなかった西脇工(兵庫)を率いて13年夏に甲子園へ導いた。巨人大勢の恩師でもあり、22年9月から同校監督に就任した。就任3年目での京都初制覇。「真剣に野球をやろうねと言い続けてきてそれがスタートだった。やっと1番になることができて喜びや達成感を経験できた。また夏に1番になりたいと思ってくれるんじゃないかと思う」とさらなる奮起に期待した。

24日から始まる春季近畿大会(さとやくスタジアム)の出場権を獲得。木谷監督が「代表らしく戦えたら」と背筋を正すと、仲宗根も「チーム一丸となって頑張っていきたい」と力を込めた。

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