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フィリーズの新人右腕エイベルがデビュー戦勝利、初登板で無四球無失点9Kは今永以来3人目


フィリーズの新人右腕ミック・エイベルがパイレーツ戦でMLBデビューし、6回を無失点で抑え初勝利を挙げた。エイベルは最速159.3キロのフォーシームとカーブを軸に、9三振を奪い、無四球で好投。試合後、「夢が叶った」と喜びを語った。この快挙は、1901年以降3人目の記録で、エイベルのスタンディングオベーションを受けたプレーが印象的だった。一方、パイレーツの先発、昨季新人王ポール・スキーンズも好投するも、エイベルの勝利を阻むことはできなかった。エイベルはフィリーズから2020年のドラフト1巡目で指名され、順調に成長を見せている。

試合後インタビューを受けるフィリーズの新人右腕ミック・エイベル(AP)

<フィリーズ1-0パイレーツ>◇18日(日本時間19日)◇シチズンズバンクパーク

フィリーズの新人右腕ミック・エイベルが(23)がパイレーツ戦でデビューし、6回5安打無失点、無四球9三振の快投で初登板初勝利を挙げた。

最速99・0マイル(約159・3キロ)のフォーシームとカーブを軸とした投球で相手打者を封じた。初回、先頭の1番クルーズを4球目カーブで空振り三振に仕留めメジャー初三振を記録。2番マカチェンには左前打を許し、1死後に中前打で2死一、二塁とされたが、5番ヘイズを遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。

3回は2死一、三塁と再びピンチを背負うも4番ホルウィッツを二ゴロ。4回以降は危なげない投球でスコアボードに0を並べ、1点の援護を受けた直後の6回は3者凡退に抑えてスタンディングオベーションを受けながらベンチに下がった。

MLB公式サイトなどによると、メジャー初登板で6回以上を投げて無四球無失点、9三振以上をマークしたのは、昨年4月1日のロッキーズ戦で記録したカブス今永昇太に続いて史上3人目(1901年以降)の快挙だという。

パイレーツは昨季新人王に輝いた右腕ポール・スキーンズ(22)が先発し、8回を1人で投げ抜いて3安打1失点、1四球1三振と好投したが、エイベルを含む4人の継投に完封された。

84球の快投で怪物右腕に投げ勝ったエイベルは、試合後に「小さい頃からの夢だった。自分が予想したよりもかなりいい出来だった。自分が持っているものを全て出そうとしただけ。楽しかったよ」と初登板を振り返った。

エイベルは20年ドラフト1巡目(全体15位)でフィリーズから指名されて契約し、23年9月に3A昇格。昨季は24試合で3勝12敗、防御率6・46だったが、今季は8試合で5勝2敗、防御率2・53と好成績を残していた。

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