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パルマ鈴木彩艶、スーパーセーブを見せて首位ナポリに無失点 今季7度目のクリーンシート


セリエA第37節、パルマ対ナポリの試合は0-0の引き分けに終わった。パルマのゴールキーパー鈴木彩艶が好セーブを連発し、チームを無失点に導いた。鈴木は試合中、ゴールの危機を何度も防ぎ、全試合での無失点を7度達成した。試合終盤には、両チームの監督が退席処分を受けた他、ナポリのPKがVARで取り消される一幕もあった。パルマは勝ち点33で16位、一方ナポリはインテルと僅差の首位を維持した。

飛び出してボールをキャッチする鈴木(ロイター)

<セリエA:パルマ0-0ナポリ>◇18日◇第37節◇エンニオ・タルディーニ

パルマのGK鈴木彩艶(22)はホームのナポリ戦にフル出場した。首位チームを相手に好セーブを見せ、試合は0-0で引き分け。これで今季のフル出場での無失点試合は7度目となった。

鈴木が安定した守備を見せた。前半11分、ゴール左下へのシュートをがっちりキャッチ。前半終了間際には最終ラインの背後を突かれたロングパスにペナルティーエリア外まで果敢に飛び出してヘディングでクリアした。後半26分にはMFマクトミネイのコースを突いた直接FKを右手ではじき出すスーパーセーブでチームを救った。

後半追加タイム、パルマのキブ監督とナポリのコンテ監督が言い争いになり、両監督がレッドカードで退席処分。最終盤にはナポリのFWダビド・ネレスがパルマのDFルビクにペナルティーエリア内で倒されて主審はPKの判定。だが、VARの結果、その1つ前のプレーでナポリ側に反則があったとしてPKは取り消され、試合はそのまま引き分けに終わった。

パルマは勝ち点33の16位で、降格圏の18位エンポリとは勝ち点2差。首位ナポリは勝ち点79で、2位インテル・ミラノと勝ち点1差で最終節を迎えることになった。

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