
<阪神-広島>◇18日◇甲子園
阪神高寺望夢外野手(22)が慣れない甲子園の外野を走り回った。
本職は遊撃などの内野手。野球を始めてから外野を一切守ったことがなかったというが、この春から出場機会を増やすために外野にも挑戦していた。
1軍では2度目の「左翼」でのスタメンだったが、甲子園では初めて。
浜風が強く吹きつける甲子園の外野は、難易度が高いとされるが、3回までに4本の飛球をさばいた。5回には定位置より前のポジションから、矢野雅哉内野手(26)の後方への飛球に素早く反応。体を半身にしながらのランニングキャッチで観客を沸かせた。